鉄筋コンクリート住宅の魅力
Point 1. 質のよいものを手入れしながら長く大切に使う
ずっと使える「本物」を長く大切に使っていく。
住宅にもそれはあてはまります。
他工法と大きく異なり、特に優れているのがその「耐用年数」です。
税法上、鉄筋コンクリート住宅は、耐用年数が47年と定められています。木造は22年、鉄骨造は34年です。
その年数からみても鉄筋コンクリート住宅の資産価値は大きく異なります。
木造住宅の場合では、新築を建て、その後、22年後に再度、建て直しを行っても、まだ鉄筋コンクリート住宅の耐久年数が上回ります。その耐用年数はメンテナンスをした上での年数ですが、上質な革靴が長く大切に使うほど味が出るように、住宅もメンテナンスをしながら大事に大切に育てていくことでその家の味が加わり長く使うことができます。
カツキの鉄筋コンクリート住宅は、熟練の職人による、量産ではない、ひとつひとつに丹精を込めて作られる本物です。
多くの時間を過ごし、愛着を重ねていく家は大切に長く使っていただきたいと考えています。
Point 2. 耐震性能 大地震で一番被害の少ない構造
基礎は一般木造の数倍の鉄筋を組んだ「耐圧スラブ基礎」で、その基礎と躯体が一体となる「モノコック構造」を形成します。
つまり、鉄筋コンクリートで作られた6面体の箱となり、地震や台風などの外力をバランスよく分散し受け止めます。
Point 3. 耐火性能 火災に強い家、いざというときの安心
火災に対する安全性は一般木造などとは圧倒的に違います。
木造は、構造体が木材で造られているため、火災時には大きな被害を受けます。
鉄骨造は、構造体が鉄で造られているため、550度以上の過熱で耐力がなくなり、倒壊する場合があります。
鉄筋コンクリート住宅の場合は、構造躯体そのものが不燃材として認められたコンクリートで造られているため、外からの火に対しても、内からの火に対しても高い耐火性能を発揮します。特に防火地域に指定されている地域には最適な構造です。
終の棲家には、火災に強く安心して住み続けられる「いざというときの安心」が必要と考えています。
RC-Z工法Point 4. 遮音・断熱・気密性能
鉄筋コンクリート住宅は、遮音性においても優れた性能を発揮します。
空間を隔てる壁や床などの遮音性能は、その質量の大きさで決まります。
ほかの構造材と比べて質量が大きいコンクリートは、構造自体がすでに有効な遮音性を確保しているのです。
木造住宅が遮断できる音は一般的に30~50dBと言われていますが、鉄筋コンクリート住宅の場合は、約50dBの音まで遮断可能です。そのため交通量の多い道路(約80dB)に面していても、深夜の住宅街(約30dB)と同等の静けさを保つことができます。もちろん外の音が気にならないだけでなく、屋内で発する音も屋外へ漏れにくいというメリットもあります。
プライバシーの確保が重要な二世帯住宅や賃貸併用住宅、騒音の多い地域などでも防音対策の面で優位な構造です。
さらに、厚さ54㎜の断熱材と隙間のないコンクリート躯体でしっかり断熱・気密化された鉄筋コンクリート住宅は床と天井付近また各部屋の温度差も少なく、家中で温度ストレスの少ない快適な環境が得られます。
加えて、非常に省エネ効果が高いため家計にも優しい住宅と言えます。
また、換気は24時間換気システムにより結露が起きにくいうえに、花粉などの侵入を抑える換気システムも装備可能です。
Point 5. 屋上・地下の活用
上記の通り、鉄筋コンクリート住宅自体が遮音効果のある構造ですが、地下になれば周りが土に囲まれるためその遮音効果はさらに高くなります。大きな音を出すシアタールームやオーディオルーム、友人と楽しめるスタジオ兼カラオケルームなどにも最適です。
地下室というと暗いイメージを持たれがちですが、地上の光を取り込むこともできます。空調コスト自体も地上階より抑えられるため、趣味室や寝室として使用される方もいらっしゃいます。
屋上の活用も鉄筋コンクリート住宅を選ばれるひとつの理由です。
屋上庭園やバーベキュー、ジャグジーなどアイディア次第で可能性が広がります。
実績紹介:地下のある家