株式会社カツキ 不動産部の千田です。
建物の建築工事を着工する時、最初に実施する行程が地盤補強工事になります。
地盤補強工事の内容としては、その敷地の地盤を改良して強くする改良工事と、
土中の支持層まで鋼管杭を打つ杭工事の二つに大別されます。
建物が傾いたり倒れないようにする事が地盤補強工事の目的ですので、どちらが
良い悪いというのはありませんが、工事費の面から見ると改良工事の方が圧倒的に
コストパフォーマンスに優れております。
杭工事は支持層まで鋼管杭を打つだけなので単純な工事ですが、工事費がかなり
高額になり、場合によっては住宅でも1,000万円を超える事もあります。
一方、改良工事の工事費は杭工事の1/2~1/3位が目安となるので、無駄な出費を
抑える意味でも、改良工事をお勧めしております。
カツキでは柱状改良工事を最も多く採用しており、現地の土とセメント系固化材を
混ぜて柱状の補強体を造り、地盤を補強していきます。
ただこの柱状改良工事は誰でも出来る訳ではなく、高度な計算技術や経験値がないと
建築確認申請が通らない為、簡単な杭工事を勧める業者さんも多数あります。
杭工事でしか対応出来ない案件も当然ありますが、お施主様の金銭的負担を軽減する為に、
カツキでは改良工事の方法を最優先に考えております。
ご相談・お問い合わせ、いつでも受付けております。
それではまた。