株式会社カツキ 不動産部の千田です。
先日、お付き合いのある不動産業者さんに伺った際、崖や擁壁がある土地での
建築についてご相談を受けましたので、その辺りのお話しをしようと思います。
横浜エリアは他所と比べて山坂が多く、必然的に崖や擁壁が絡む立地条件の
土地があちこちに数多く点在しております。
何もない平坦な土地での建築であれば、木造や鉄骨造等どんな構造体でも
建築する事ができますが、崖や擁壁が絡む土地ではそう簡単にはいきません。
このような立地条件の土地で木造や鉄骨造などの建物を建築するとしたら、
もし崖や擁壁が崩れてきて場合を想定して、当該建物との間に距離をおいて
RC造の防護壁を築造しなければ建築確認申請はほぼ通りません。
崖や擁壁の高さにより一概には言えませんが、ある程度の距離を置く事になるので、
場合によっては土地面積の半分も利用できないといったケースが少なくありません。
このような崖や擁壁のデメリットを解消する唯一の方法としてRC造建築があります。
高額な防護壁の築造や不必要な離隔距離も取らずに建築できる構造体はRC造のみです。
立地条件については様々ありますが、崖や擁壁絡みで悩まれている方、これからの
土地探しでの選択肢を増やしたい方、一度ご相談頂ければ未来が変わるかもしれません。
ご相談・お問い合わせはいつでもお気軽に千田までどうぞ。
それではまた。