株式会社カツキ 不動産部の千田です。
先日、不動産の購入を検討されているお客様に、住宅ローンの内容を説明させて
頂いた時のお話しです。
住宅ローンには大きく分けて2種類のタイプがありまして、1つは変動金利タイプ。
もう1つはフラット35のような全期間固定金利タイプになります。
メリット・デメリットはどちらにもありまして、全てを説明すると長くなるので、
今回は意外と知られていない団体信用生命保険(通称:団信)について簡単にお話しします。
団信とは、住宅ローン借入れ期間中、債務者にもし万が一のご不幸があった場合、
残債全てを代弁済してくれる生命保険になります。
変動金利の住宅ローンを組む時、団信加入が必須条件となりますが、保険料については
借入金利に最初から含まれているので、別途費用は発生しません。
フラット35の場合、新機構団信制度により変動金利と同様に最初から団信が付いていて、
保険料(特約料)は借入金利に上乗せされておりますが、変動金利とは違い団信加入が任意で
選択できるので外す事もでき、外した場合は借入金利が-0.2%安くなります。
健康状態に問題を抱えている方などは団信に加入できない可能性があり、団信加入が必須条件の
変動金利は組む事ができませんが、団信加入が任意のフラット35なら住宅ローンを組む事が
可能となります。
今回は団信の違いの一例をお話ししましたが、他にもメリット・デメリットの項目がありますので、
お気軽に千田までご相談ください。
それではまた。